私は、ある労働NPOの無料の電話相談をボランティアとして行っている。
電話相談をしてくる人のなかには、ひたすら自分の主張に同意する好意的な回答を聴きたくて、いろいろな無料電話相談をかけ廻っている人が少なくない。
職場の不満を聴いてくれ、それに共感や同意を示してくれる聞き手を捜し求めているのだ。
カウンセリングの範疇に入る相談ともいえる。
このような相談電話は電話番号非通知でなされることが少なくない。
確かにカウンセリングは必要かもしれないが、ほっとユニオンはカウンセリングを目的とした組織ではない。
ほっとユニオンは、泣き寝入りせず、労働トラブル解決のために使用者に対して具体的なアクションを起こそうと考えている労働者の手助けをすることを目的としている。
カウンセリングを得意とする機関ではない。
ほっとユニオンは使用者と闘う覚悟のある労働者のお手伝いをするための共助の組織です。
ほっとユニオンは非通知による電話相談は受けない設定にしている。
何らかの理由で電話を受け損なったとき、非通知では折り返しの電話ができない不便があることもあるが、ほっとユニオンの目的にそった相談に集中したいという思いからです。
ほっとユニオンは真摯な相談に真摯に対応します。(直井)
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